

46年ぶりの油絵(加筆)
高校の同級生の友人T君が亡くなりました 彼とは高校の3年の時の一年間は中身の濃い時を過ごしました。彼は確か最初、北海道警察を受けて落ちた時に正直がっくり来ていたと思います。その後、地元の会社で一緒に1年間働きました。私は美術学校の入学金を貯めるために働き、もう一人同級生のY...


「岸に打ち上げられた夢」
内戦や貧困、飢餓のために才能を生かす事が出来ない子供たちがいる。 その子供たちの夢が岸に打ち上げられる。 私の「岸に打ち上げられた夢」の曲はメッセージとしてそんな思いがあります。 詩人ランボーの詩の中にこんな一説があります。 いちばん高い塔の歌 ランボー・金子光晴訳 ...


悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ) その2
今回はサトウハチロー氏 の歌詞に出てくる・・・・・「やるせない モヤモヤ」 「この限りない むなしさの」 「このもえたぎる 苦しさは」・・・・・の意味をずっと自分なりに考えてきたことを少し残しておきたいと思います。 この三つのフレーズは、基本的には同じことを意味しているの...


悲しくてやりきれない・・・・(ザ・フォーク・クルセダーズ)
私もこのフォークの名曲が大好きな一人です。そしてサトウ ハチローさんの詩が大好きです。何が悲しくてやりきれないのか?このことに関してずっと考えてきました。そしてこの辺で考えたことを少しまとめておくことにしました。 (あくまでも独り言です) ...


スパナ
もう4年前になるでしょうか、ふと書いてみたくなった童話?です。 サウスカの奥地に住んでいる村人のところに、ある日空から光る物が落ちて来ました。それはスパナだったのですが、整備士がうっかり仕舞い忘れた物が何らかの原因で飛行機から落ちて来た物です。拾った村人は来る日も来る日...


悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ) その3
胸にしみる空のかがやき 今日も遠くながめ涙を流す なんと感受性の豊かな詩でしょうか。サトウハチロー氏の美的感覚は感動を私たちにも分け与えてくださいました。美しい風景ばかりではなく音楽を聴いて涙を流すこともあるでしょう。 ...


なかまはずれ
なかまはずれ この街に住んでいるのは働く車たちです。街の名前は、その数の多さからトラックシティと呼ばれています。 もちろん一番大事なものは燃料で、タンクローリーさんたちは忙しそうに働いています。だからレストラン(ガソリンスタンド)は今日も大繁盛です。トラックさんたちは日用品...


46年間忘れていたものが・・・・・
2017年8月に友人が亡くなり、彼の遺品から私が17歳の時に描いて彼に送ったポールのデッサンが戻ってきました。 私は63歳ですので、何と46年前の鉛筆画です。これを彼が46年間大事に持っていてくれたことが・・・・(涙。。。)...


父の足跡
父の人生は戦争によって青春を失った大勢の人の中の一人です。ギターを弾き、筆文字も達筆でした。標語の募集にも多数応募したり、看板も作っていたと話していました。将棋も強く、囲碁も強く、麻雀も強かったみたいです。戦争の最中ですから徴兵があったようですが、身長が低いことで兵隊には採...


高校時代 油絵と作曲
高校時代の2年までは、学校の机で本を読んでいる内向的な生徒でした。それは幼い時からの吃音のためでした。吃音であることを知られたくないのでクラスメイトと親しくなりませんでした。中学から油絵を描いていたので、それで高校の美術部に入り油絵を描いていました。ゴッホの感情を揺さぶる色...